
最新741話のネタばれ考察予想と感想まとめです。
【前回のあらすじ】
趙軍が宜安城をでた時にはすでに肥下城を目前にしていた桓騎、その驚くべきスピードに李牧は驚きを隠せていない様子です。
しかも、趙軍が肥下城に追いついた時にはすでに城に火の手が上がっているようでした。
そして“李牧が本当に戦慄するのはこれから”という終わり方をした740話ですが、一体これから何が起こるのでしょうか・・・
741話のネタばれ考察予想
肥下城で火の手が上がっている理由
趙軍が肥下城を眼下に捉えた時には、すでに城に火の手が上がっているように見えました。
なぜそんなに早く肥下城を落とすことができたのでしょうか?
秦兵は宜安城を攻略することでさらに少なくなっており、紅春もすでに解体されていました。
さらに肥下城は赤麗城・宜安城の二城から来た民を受け入れている城なので規模が小さいはずはありません。
これにはカラクリがあり、実は肥下城を陥落させたわけではありません。
桓騎は戦がもつれた場合に備えてスパイを各城に送り込んでいたからです。
そのスパイが「桓騎が肥下城に向かっている、そうなれば赤麗や宜安から来た民が盾にされるらしい」などとそそのかしたのではないかと予想。
つまり城を陥落させたわけではなく、内部崩壊を仕向けたのではないかということです。
多すぎる民と戦場に兵の大半がでていることで混乱を抑えることができず、火の手まであがってしまったのではないでしょうか。
本命は森からの奇襲?
森林地帯を避けるように趙軍は細かく分裂し肥下城に向かっています。
それこそが桓騎の思うつぼで、身を隠しやすい&野盗の本領発揮ができる森林地帯から奇襲をかけるのだと思います。
李牧は冷静だとしても他の兵たちは桓騎に対する人物像は略奪・虐殺などなんでもありですから、伏兵のことなど考えられずに肥下城にまっすぐ向かってくるはず。
桓騎が言っていた“得意な場所で戦う”ということがこの森林地帯で実現すると予想。
開戦前は秦軍の方が兵力は上でしたし、桓騎自身も嫌な予感は感じていました。
このことから桓騎は、あらかじめこの森林地帯に兵を送り込んでいた可能性もあります。
もし李牧により宜安攻略が準備されているのであれば、いくら多い兵力とはいえ上回られるだろうと考えたと思います。
それならば最初から兵を分けておき有事に備えておこうとしたのではないでしょうか。
蒙恬はどこにいる?
今回の740話では蒙恬と楽華軍の姿が見えませんでした。
つまりすでに作戦は始まっており、先行している騎馬隊を背後から奇襲する役目を担っているのではないでしょうか。
桓騎軍の幹部である厘玉も騎馬隊ですが、元野盗ということで森林地帯の奇襲部隊に選ばれたのだと思います。
愛閃や陸仙といった手練れと、現場で臨機応変に行動できる蒙恬が袁環将軍を背後から討つという展開になると予想。
虐殺を恐れ一直線に肥下城に向かっているため、前しか見ていない部隊の後方からの奇襲はあっという間に決着がつくと思います。
騎馬隊を潰せば、もし逃走するとしても有利になると考えてのことかもしれません。
桓騎の出生場所は趙北部!?
桓騎がもしここまでの戦いを予想していたのだとしたら・・・
もしかすると桓騎の出生場所は趙北部なのかもしれません。
だからこそ違和感を感じながらも強引に進軍してきたのではないでしょうか。
細かい地理がわかっているから、森林地帯があることも知っているし李牧がどう考えるかも読める、もしやばくなっても逃走経路は頭の中に入っている。
そう考えるといろいろ辻褄が合うことが多すぎますし、これからの桓騎の行動で李牧が戦慄を覚えるという展開にも納得です。
独立していた国が趙軍によって滅ぼされた王族の生き残りとかでしょうか・・・
圧倒的不利な状況だとしても、より強い恨みがあってこの趙の奥深くまで来たのかもしれません。
741話の感想まとめ

桓騎の出生場所については、先の展開を予想しすぎたのかも知れません。
それと、またしても「全部上手くいく」の発言がでましたが、一体どういう意味なんでしょうか・・・
今回の発言は、趙軍を攻略できると言っているようには聞こえなかったです。
そして予想が外れてしまいましたが、信は肥下城まで来ていましたね。
離脱するのかこのまま最後まで一緒に戦うのか気になるところです・・・
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