
最新736話のネタばれ考察予想と感想まとめです。
【前回のあらすじ】
過去編にて桓騎が怒りを向けていた先は高い所にいる一握りの人ではなく底辺でもない、その間にいる中間層であることが判明しました。
そして場面は現在に戻り、消えていた桓騎が宜安城の前に現れたことで秦軍の戦力はほぼ宜安に集中するという結果に。
そろそろ趙軍にもバレる頃だと思いますが、打って出るのか籠城するのかそれとも・・・
736話のネタばれ考察予想
なぜ桓騎が中間層を憎むのか
当サイトでは桓騎は王族だったと考察しているため、桓騎は奪う側と奪われる側を経験していることになる。
昔も今も弱肉強食の世界は変わっておらず、そしていわゆる中間層が圧倒的な割合を占めている。
中間層の特徴としては、高い所にいる上の人間にはペコペコし底辺と呼ばれる下の人間とは一緒に見られたくないことだ。
その圧倒的な割合を占める中間層がいるから、高い所にいる人は何でも許されると思ってしまうし底辺の人には何をしてもいいと勘違いしてしまう。
桓騎は高い所から底辺まで落ちたからこそ、中間層の恐ろしさを目の当たりにしてきた。
底辺から這い上がろうとしても中間層に阻まれ、高い所にいる人たちから搾取され続ける。
つまり自由に生きていきたいなら圧倒的な割合を占める中間層をどうにかしないといけないと桓騎は考えている。
偲央は中間層に殺される!?
領主のところに忍び込み金品を強奪したが、桓騎の本当の狙いは召の顔を焼いた領主に報復として同じように顔を焼くことだったことが判明した735話。
長く滞在すればバレる確率も大幅にUPしてしまうし、野盗とは違ってまわりを固めているのは兵士なので戦闘力も段違いのはず。
それでもきっちりとやり返し、仲間には高い所にいる人よりも中間層をどうにかしないといけないと説いた。
しかしやはり時間がかかってしまって侵入がバレてしまう。
子供ばかりなので当然逃げることになるが、その道中で偲央が殺されてしまうことになった。
しかも先のことを考えない自分が助かりたいだけの中間層に。
その出来事が桓騎が砂鬼を抜け大野盗団を結成したきっかけになると予想。
宜安に現れた桓騎の思惑
桓騎が宜安にやってきた理由とは。
飛信隊や楽華軍は武力も知力もあり、信や蒙恬はすでに将軍の位にある。
桓騎は普通に考えたら赤麗城に向かい趙軍を挟み込む形にするべきだった。
宜安に来てしまっては戦力が集中しすぎてしまい、趙の戦力を集中させてしまうことになってしまう。
さすがに戦い方を見れば、桓騎が宜安にいるのかいないのかは李牧にはわかってしまうだろう。
それなのに桓騎が宜安にやってきた理由とは“援軍”にある。
もちろん赤麗城に逃げることは李牧の予想できることであり裏をかいたとの見方も出来る。
しかし、ここで閼与から宜安に向かう際に王翦と桓騎で交わした密約が明らかになると予想。
遅れてきた王翦からの援軍が赤麗城に到着すると、宜安城・赤麗城という2代巨城に戦力が揃って趙軍を挟み込める。
刺客を放つ!?
狼甫一家の親分の所に忍び込んで暗殺、次に領主の所に忍び込んで拘束をやってのけた桓騎。
山陽の戦いでは廉頗の裏をかいて戦のさなかに本陣に侵入し廉頗の師である玄峰や趙の総大将を討ったこともある。
野盗らしく忍び込んで暗殺が得意であるし、これだけの大規模な戦いでそれをやってのければ被害も最小限に抑えられる。
そんな桓騎は圧倒的劣勢の中、李牧に対し刺客を送り込むことになる。
もちろん信は反対するが、ここで敗れてしまえば政の剣となることも大将軍になる夢も潰えてしまう。
しかし戦略的には潜入も暗殺も非人道的でも卑怯でも何でもない。
しかも刺客としては最強の蚩尤である羌瘣と羌礼がいる。
送り出される刺客は桓騎本人・羌瘣・羌礼・衣央・召になると予想。
736話の感想まとめ

ついに宜安にやってきた桓騎ですが、着実と燕方面に移動しているような気がしませんか?
この戦いの結末って史実では敗れることになるのは決まっていますが、桓騎は死ぬのか逃亡かどちらでしょうかね。
三国志よりも古く紀元前のお話しなので文献もあまりないってことだから展開はすべて原先生次第です!!
あんなに名言もある桓騎だから死なせないと思うし、名前を変えてでも今後も登場し続けて欲しい。
王騎の例もあるから不安ではありますが・・・
コメント