
最新733話のネタばれ考察予想と感想まとめです。
【前回のあらすじ】
城門を開けることに成功した飛信隊はそのままの勢いで宜安城を陥落させましたが、代償として田有・竜川・中鉄の怪力三人衆が瀕死の重傷を負ってしまいました。
しかしまさかの砂鬼一家に命を救われるという展開に、宜安城に入れることを渋っていた信も素直に感謝。
次回は桓騎と砂鬼一家の秘められた過去が明らかになりそうです。
733話のネタばれ考察予想
別のやり方で宜安城は攻略可能だった!?
宜安城攻略においての立役者は間違いなく田有・竜川・中鉄の怪力三人衆である。
今回クローズアップされたのはこの3人だが、本来この強引な突破の役目は信と羌瘣が担ってきた。
今だと羌礼もいるし剣技に特化した崇原もいるが、今回任されたのは怪力三人衆。
羌瘣と羌礼は呼吸を使いすぎて本調子とは程遠く、信は扱う武器が剣から王騎将軍から受け継いだ矛に代わっているため城壁の戦いは不向きだったのかもしれない。
宜安城を落とすことには成功したものの、その代償として怪力三人衆が抜けることになった飛信隊の戦力ダウンは相当なもの。
それこそ今度は攻城戦から籠城戦へとなることが予想されるが、そうなると武力はもちろん指揮官としても活躍していた3人が抜けてしまうのは相当な痛手である。
強引に突破を計るのであれば、過去に王賁がやった様に城壁からロープを使って降りる手段が可能だったのではないだろうか(第191話)
そもそも奇襲で仕掛けていることから混乱もあるはずなので、信が剣に持ちかえ崇原・羌礼とともに飛び降り、城壁の上から弓矢兄弟が援護するというやり方ならもっとスムーズに行けた気がする。
半日で宜安城を奪取できた理由
今回の相手は李牧というキングダムでの最強の敵である。
要の城である宜安城が奇襲とはいえ、一方向からの攻めで簡単に陥落したことは出来過ぎといえる。
過去に秦が趙に侵攻した際に、秦でいう函谷関にあたる国門の列尾城という城を攻略した。
そこが陥落すると趙としては相当な痛手だが、守り切れないと判断した李牧は敢えて弱い城にして秦に明け渡した。
守りにくいような動線にしていたり、微妙な高さの城壁にしていたりといった細工である。
今回の宜安城・赤麗城ともども同じような細工をしている可能性は非常に高い。
平野だと逃れられてしまう可能性はあるが、城に閉じ込めてしまえば逃げ道はないから取り逃がしを防ぐ意味合いでも城に籠城させるのも手である。
兵糧攻めにすることも可能だし、この宜安城攻めは李牧の手のひらで踊らされているだけなのかもしれない。
鍵となるのは弓矢兄弟!?
これから籠城戦が予想される宜安城と赤麗城。
合従軍編の蕞での籠城戦とは違い、今回は楽華軍もいる。
そして何と言っても弓矢兄弟の仁と淡が飛信隊には在籍している。
この弓矢兄弟は、弓の名手として名高い楊端和軍の鳥加族と一緒に戦った際、通常よりも遠くに配置されたにもかかわらず「近すぎる、見え過ぎて怖い・・・」と言うぐらい射程が広い。
実際に目視で指揮官を捉えた際には、百発百中でしかもすべて脳天を撃ち抜き即死させるというスゴ技を披露した。
特に弟の淡は正確無比なコントロールに加え鎧ごと撃ち抜いてしまう剛弓を誇り、頭に当たれば撃ち抜くどころか頭部が吹き飛ぶ威力。
ネックとなっているのは弱気な心だったがそれもずいぶん克服しつつある。
さらに今回は城壁の上から狙えるため千人将クラスだと防ぎようがないのではないか。
さすがに将軍クラスは避けられるのかもしれないが、軍師など武力に秀でていない者なら超遠距離射撃にて仕留めることが出来そうである。
さらに目も相当良いので、夜の戦いでも活躍できそう。
桓騎ら幹部は砂鬼一家に紛れ込んでいる!?
第732話では桓騎の居場所は明かされなかった。
桓騎はすでに宜安城に入っていると予想され、すでに砂鬼一家に紛れていると予想。
みんなが被り物をしている砂鬼一家の中で、この数話は一部の人の目だけは描かれることが多い。
それが実は砂鬼一家に紛れている桓騎なのではないか。
砂鬼と桓騎の関係性がもう間もなく明かされそうだが、「しゃべり過ぎだ・・・」などと言いながら被り物を脱ぎ捨てるような気がする。
すでに桓騎が宜安城に入っていることと想定すると、籠城戦にて守ることになる四方の城壁を任される武将は以下の通り。
- 信
- 蒙恬
- 羌瘣と愛閃の副長コンビ
- りん玉と黒桜
この布陣で戦い、中央の桓騎や摩論から指示がでるものと予想。
敵国の奥深くなので兵糧攻めにされると非常に苦しいと思われるが、桓騎がどこまで李牧の想像の上をいけるかがカギとなるだろう。
733話の感想まとめ
考察していていつも思うのですが、キングダムって弓矢強すぎやしませんか?
もちろんキャラを立たせる意味では“中華十弓”のような弓兵キャラも必要だとは思うんですが、淡とか鎧ごと貫く上に正確無比とか無敵なんじゃ・・・
某冒険マンガの見〇色を発動して後ろからとか横からとかの弓を「ふん、わかっていれば当たらない」みたいにする武将もいるので一概には言えませんが。
信が突撃して、羌瘣と羌礼に守られながら弓矢兄弟の仁と淡が射抜く戦法が最強ですね。
古参が続々と離脱していく中で、弓矢兄弟だけじゃなく干斗たち歩兵も台頭してきて欲しいものです。
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