
最新731話のネタばれ考察予想と感想まとめです。
【前回のあらすじ】
高速で動き視覚で混乱させ、衝撃やねじれを物ともしない紅春(井闌車)が大活躍でした。
攻城戦の場合、城壁を登るまでに多大な犠牲を払ってしまうのだが紅春のおかげで難なくクリア。
ただ、やはり攻城戦での1点突破だとすんなりと行くわけもなさそうで・・・
731話のネタばれ考察予想
氾善は天才!?
氾善が開発した紅春(井闌車)が大活躍した。
その驚くべき性能とは、まず高速移動が可能という点である。
牛で引き人の手で押すことで通常の井闌車よりも早く動かせる。
今回は薄暗い中での奇襲だったが、このスピードがあれば昼間でも敵の意表を突くことが可能だろう。
しかもその強烈な引きに負けない耐久力も持ち合わせており、かなりしなりはするが倒れたりはしない。
“城壁にぶつけて止める”というこれまでにない斬新さにより、手前でスピードを落とす必要もなかった。
敵の目の前には大きく『紅春』と描かれておりこれまた意表を突く仕掛けになっていると思われる。
井闌車でありながら奇襲に使える紅春を開発した氾善は天才と言わざるを得ない。
戦場で組み立てて複数台を四方から迫らせる戦法ならば、攻城戦においてかなりの有効な手だてとなるのではないだろうか。
宜安城攻略の行方
- 闇夜に乗じて
- 攻められると思っていない
もちろんこれらのことがある前提だが、紅春は難なく城壁に近づき信たちは無傷で城壁で戦い始めることができた。
本来であれば、城壁から地上に矢の雨を降らせ城壁の梯子を攻撃するため城壁に登るまでに多大な犠牲を出すもの。
そこをカットできたのは兵力の少ない信たちにとってとても大きいことである。
騎馬隊は楽華軍がおり一騎当千の愛閃が控えているため、飛信隊は城門を開けることだけに全力を注げる。
久しぶりに登場した中鉄含む怪力三人衆・信・羌瘣・羌礼・崇原と戦力としては十分。
おそらく弓矢兄弟の仁と淡も連れてきているはずで、この2人は薄暗い状況でも射れる能力があると考えられる。
指揮官級を弓矢兄弟が仕留め、怪力三人衆が道を作り、信たち手練れで進んでいく作戦だと予想。
怪力三人衆と呼ばれた男、その名も中鉄!
久しぶりに登場した中鉄。
死亡説が流れることもあったが、しっかり生きていたようだ。
59巻の時点で百人将だったが現在はどこまで出世しているのだろうか。
千人将の田有、五百人将の竜川、百人将の中鉄の怪力三人衆は、しばし隊長の仕事から外れ久しぶりに個人としての戦いとなる。
個人としての強さでいえば、田有・竜川は飛信隊でもトップ10に入る実力があるが、しばらく登場していない中鉄はどうか?
最初期から登場しており伍(5人組からなる基本の隊)を組む時には“殺し屋の中鉄”と呼ばれ人気だった。
それから年月は経っているがこれまでの歴戦を生き抜いていることから、他の隊員同様強くなっているはず。
無口なため隊長には向かない性格だが、強さは3人の中でも飛び抜けているかもしれない。
竜川・信
中鉄・羌礼
田有・羌瘣
この組み合わせで敵を突破していくと予想。
3組とも負けん気が強いが中鉄・羌礼組が一番戦果をあげそうではある。
蒙恬の言う2つの条件とは
蒙恬が話した先の道を開くための2つの条件とは以下の通り。
他力本願ということだから宜安城攻略に関してではないと予想。
- 桓騎がこのまま李牧に見つからないこと
- 王翦軍から援軍が来ること
桓騎が見つからなければ、李牧はこれまで以上に兵を分散して捜索をせざるを得なくなり統率が難しくなる。
小規模な隊での展開になることから各個撃破されやすいという弱点もある。
赤麗城・宜安城だけなら包囲してしまえばいいのだが、桓騎がそこにいないのであれば兵を集中することができない。
戦が長引けば士気も下がり、兵数が多いと兵糧の管理も簡単ではないだろう。
そして戦が長引けば立て直している王翦軍からの援軍も来てしまうことになる。
もしかしたらすでに赤麗城に兵糧だけは届いているのかもしれない。
赤麗城・宜安城・桓騎捜索・王翦の援軍と、李牧としては対処をしないといけないことが多くなり、そこに穴を見い出せるかもしれないというのが蒙恬の考えだと予想。
731話の感想まとめ
久しぶりに登場した中鉄、生きていてよかった!!
おまけで描かれていた腕相撲での「テエエエツ」が本編にまで登場してるじゃないですか。
この愛され方は死亡フラグじゃないと信じたい、そして活躍して千人将ぐらいまでなって欲しい。
とりあえず宜安には名だたる武将がいないようなのであっさり陥落させてくれそうではありますよね。
宜安城攻略の際に残虐な砂鬼一家を信がどう扱うかに注目していきたいと思います!
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