
最新724話のネタばれ考察予想と感想まとめです。
【前回のあらすじ】
飛信隊・楽華軍ともども李牧の包囲を抜けることに成功しました。
しかし李牧は信・蒙恬を認めた上で、それなら2度とこの戦場には関わらせないようにすると発言。
両翼を失うことになった秦軍、さらに李牧は桓騎の弱点を知っているという状況に、果たして打開策はあるのでしょうか・・・
724話のネタばれ考察予想
桓騎の弱点予想①
通常の隊は、兵士が隊長の言うことに対して意見を言うことはあっても、否定することはまずありえない。
それは隊長が憧れの存在であり尊敬もしているからだ。
特に飛信隊などはその忠誠心が非常に高いように見える。
対する桓騎軍はそれぞれ野盗の一家で構成されており、侵略した場所での略奪行為などで兵士の士気を保っていた部分がある。
言うなれば桓騎に対して忠誠心のない寄せ集めの集団だということ。
野盗以外の友軍に対しての差別もひどい。
平陽の戦いでは一家それぞれが自己判断で勝手に逃げだし、それを逆手にとり扈輒将軍を打ち破ったが、形勢が逆転しない場合は桓騎を守ろうとするものはいなかっただろう。
桓騎の弱点とは、飛信隊を含めた“配下の兵からの忠誠心のなさ”であると予想。
桓騎の弱点予想②
桓騎は自身を含めて野盗上がりであることは周知の事実。
通常の兵士として戦場で生き抜いてきたわけではなく、これまでの戦いもその野盗時代の経験を活かして行動してきた。
敵の大軍と相対する時も奇襲だったり、奇抜な行動を用いての勝利が圧倒的に多い。
しかし今回の戦いは見通しの良い平野での戦いのため、そういった奇抜な策が使いにくい。
しかもそれを一番理解しており、かつ相当の準備期間のあった李牧が相手の今回の戦いである。
圧倒的な兵力で囲まれ正攻法で来られる戦いの場合、桓騎に対抗する術がないのではないか。
黒洋での戦いで慶舎を相手にした時、絶好の機会を見過ごしたことがある。
その戦いは終わってみれば圧勝だったのだが、これも奇抜な戦い方をして飛信隊には多大な被害がでた。
裏を返せば、正攻法での戦いが苦手だからとも見て取れる。
つまり通常の兵法がわからない桓騎は“正攻法の戦いが出来ない”のが弱点だと予想。
信・蒙恬はまだ李牧を超えることは出来ない
囲いの外にでることに成功した飛信隊と楽華軍。
しかし李牧は、それなら逆にもう「この戦場に関与できないようにする」と言った。
兵力に余裕のある趙軍は、抜け出した二軍を見張りつつ壁を作り戦場に入れないようにすることは容易である。
しかも無傷ではなく多大な犠牲を払っている二軍、さらに負傷している蒙恬に至っては離脱寸前だ。
大きく成長しているとは言え、信も蒙恬もまだ将軍になったばかりで経験も李牧の方が上。
一旦戦場にフタをされてしまえば、ほんとうに再度戦場に戻ってくることが出来ないのかもしれない。
壁がど真ん中に取り残されているのが気がかりだが・・・
桓騎の狙い
圧倒的劣勢の中で桓騎が取れる行動とは。
両翼がやられ正面の壁も後退した。
本陣に迫られていないだけで絶体絶命な状況に追い込まれている。
敵の名だたる武将も動いている様子はないが、桓騎軍もゼノウ・黒桜・厘玉・砂鬼があまり登場していない。
もしかすると別動隊として宜安城を攻めているのかもしれない。
城を落とすことが出来れば、3倍の兵力に対抗することが出来る。
桓騎が生き残る道はそれしかない。
724話の感想まとめ
史実を知っているからか、秦軍にとってのいい未来の想像は難しいですね。
しかも相手が最大の敵である李牧。
ほんとうにもう信・蒙恬は戦場に戻ってはこないのかもしれません。
今回の考察をやってみて、1つ結末の想像ができたのですがそれはまたの機会に。
それにしても桓騎の弱点が気になりますよね~
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