
最新714話のネタばれ考察予想と感想まとめです。
【前回のあらすじ】
桓騎に任された壁軍が「いざ赤麗城攻略!」と意気込んで向かいましたが、赤麗城に趙兵はおらず、結果として無血開城となりました。
残すは宜安城ですが、さすがに李牧が簡単に明け渡すはずがないと燕国の大将軍オルドは考察しています。
現場の将達は、ここまで戦が起こらず侵攻出来てしまったことに違和感を感じていますが・・・
714話のネタばれ考察予想
宜安攻略の考察と予想①
誰もがおかしいと思うほど何事もなく宜安まで侵攻出来てしまった。
不安を抱えながらも赤麗城を無血開城で手に入れたことで有利になったことは間違いない。
しかし相手はあの李牧であるから決して何もないわけがないと皆が思っている。
赤麗城に壁を残し無傷のまま宜安攻略へ向かう桓騎連合軍だが、宜安にいる趙軍も出陣し城外へ展開していた。
徹底的に情報統制した李牧がまず仕掛けたのが赤麗城の奪還だった。
半年前から秦が宜安に狙いをつけていると予想していた李牧は、秦が把握できないよう兵力を隠し手薄になった赤麗城を攻め込む。
準備していた李牧と油断していた壁、将としての力量と兵の士気の高さも段違いのため一瞬で赤麗城を奪い返されてしまった。
宜安攻略の考察と予想②
赤麗城という拠点をなくし、宜安に展開している趙軍と赤麗城からやってくる李牧に挟まれる形となった桓騎連合軍。
李牧は桓騎連合軍の侵攻に対し、これまでの城で籠城を命じ自軍の戦力を無駄に削らなかった。
対する桓騎連合軍も道中で戦力を削られているわけではないが、閼与で王翦軍と分断され、太原で20万の兵力のうち5万しか援軍が来なかった。
いつの間にか当初の予定より少ない兵力で趙深部まで“侵攻させられていた”とも言える。
道中素通りした城からの兵が展開すれば閼与からの王翦軍は間に合わないし、太原からの援軍は狼孟城の睨みが効いているため期待できない。
兵力で上回っていると思い込んでいた秦軍はまんまと不利な状況に陥ってしまった。
李牧の戦略予想
王騎を討った時の李牧はギリギリまで戦いに参加せず、大軍を隠して一気に戦場になだれ込んだ。
その時は崖下に王騎軍を追い込んだが、今回は攻城戦。
しかし城壁を地形に例えると圧倒的有利な高所をとっているともいえる。
攻城戦のつもりの桓騎連合軍が背後から大量の伏兵にあった場合、後退することが物理的に不可能。
王騎を討った時の状況と、合従軍の蕞での楊端和軍の登場を掛け合わせたような戦略になると予想。
追い込まれた時の桓騎軍は自分の意志で勝手に逃げるので不測の事態の対応が出来ないはず。
結果、統制がとれず桓騎連合軍は大敗しみんな散り散りとなると予想。
714話の感想まとめ
たぶん李牧は戦力を温存しつつ、桓騎を誘い込んでいますよね。
桓騎自身が使いそうな策だけに感づいている気がしますが・・・
もし二城から挟まれることとなった場合は、趙奥深くまで侵攻している秦軍に逃げ場はありません。
結末はもう決まっているとしても信・蒙恬・壁がどうなるのかが気になります。
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