【ブルーロック】227話。「退職」からの「乗っ取り」ーネタばれ考察と感想分析まとめー

ブルーロック227話の考察と感想です。

前回のおさらい（感想）

潔いさぎと雪宮ゆきみやの僅わずかなズレを見逃さず、スナッフィーのマイボールに。

そこから再度、全員で一糸いっし乱れぬカウンターを仕掛けるユーヴァース。

潔はそれをも読み切り、馬狼ばろうに辿り着くが、馬狼の突然の離反で波乱の予感⁉

このサイトは大好きな漫画を読んだ感想と、今後の展開を考察していく記事を作成しています。

※本誌のネタばれも含みますので、まだ読まれていない方はご注意ください。

ブルーロック227話の考察!!
今後の展開予想。
ブルーロックのネタばれ考察と感想のまとめ！

ブルーロック227話の考察!!

馬狼は「退職願」からの「乗っ取り」を狙っている？

「決定的なシュートを４回潔に止められた」

これを理由に、馬狼はスナッフィーの設計デザインから抜けることを宣言しました。

カイザーや我牙丸ががまるにも止められているのに、潔に止められたものだけを理由にしているのが馬狼らしいですね。

それを聞いたユーヴァースのメンバーは、スナッフィーを含めてとても驚いていました。

なにせ、スナッフィーのおかげで１億円プレイヤーになれたのに、それを蹴るワケですからね。

馬狼にとって、潔は１億の年俸ねんぽうよりも大きな存在といえるでしょう。

潔を超えるためなら、何にでもなれるのが馬狼なのです。

無事に「無職」になった馬狼（笑）ですが、ある意味では『独立』ともいえます。

むしろ、現在のユーヴァースのエースストライカーですから、馬狼が抜けて困るのは、ユーヴァースの方かもしれません。

今後の馬狼は、まず１点をもぎ取り実力を示します。

そのうえで、初期のバスタード・ミュンヘンのように、味方のボールであっても取りに行く荒々しさでアピールするでしょう。

それを見たユーヴァースは、当然戸惑いますが、次第に馬狼に協力する方が面白そうだと思うようになります。

そうして、ユーヴァース全体が馬狼のチームとして生まれ変わるでしょう。

馬狼がここまで狙っていたのかは分かりませんがね。

「未来への天秤」とは？

次回のサブタイトル「未来への天秤てんびん」について考察してみましょう。

この未来というのはおそらく、ユーヴァースの今後のことを指していると思われます。

馬狼が独立してしまったので、選択を迫られている状況をあらわしていますね。

しかもこれには２つの意味があって、先の考察でもしましたが、戸惑いながらも馬狼についていくユーヴァースのメンバーのことが１つ。

もう１つは、その状況を見ているスナッフィーの決断です。

生まれ変わろうとしているユーヴァースを、スナッフィーがどのように受け入れるかを描いていくのではないでしょうか。

自分が育てたチームが、自分の手から離れてしまうのは、受け入れがたい寂しさや葛藤かっとうがあると思います。

でも、我が子のように思っているからこそ、自立して成長していく姿は、同時に嬉しくもあるでしょう。

ある意味、クラウンメッセンジャーの醍醐味だいごみとも言えますね。

馬狼の「退職」は、スナッフィーの設計通りだった⁉

ここまでは、馬狼の突発的な「退職」ついて考察してきました。

しかし、視点を変えてみて、実はこの「退職」は、スナッフィーの設計通りだったのではないかとも思っています。

なぜならスナッフィーには、２つ名があるのですが、有名な「王冠配達人クラウンメッセンジャー」のほかにも「勝利の旅人」とも呼ばれているのです。

所属するクラブチームを優勝に導いているのが、この２つ名の由来ですが、これはスナッフィーが優秀な『社長』ではなく『事業再生人』であることを示しています。

つまり、スナッフィーがいる間だけ強いチームになるのではなく、自分の手から離れれてもやっていけるように成長させてきたのです。

そうでなければ、スナッフィーが抜けた瞬間にチームとして崩壊するため、ともすれば『破壊者クラッシャー』の異名が付いてしまうはずです。

なので、馬狼が自分の手から離れていくのは、スナッフィーにとっては予定通りだったといえます。

驚いていたのはおそらく、予定よりも少し早かったためだと思われます。

スナッフィーの予定では、試合後に何らかのアクションがあってから、馬狼に好きなようにさせる予定だったのでしょう。

馬狼のチームとして確立したユーヴァースが潔の前に、さらなる強敵として立ちはだかるのが目に浮かびます！